痛みに関して筋肉などの組織が引き金になっていることを再三書いていますが、痛みの元になる筋肉と同じく重要なのが筋膜(筋肉を包む膜)。
筋肉と同様、筋膜も運動不足や姿勢の悪さなどでダメージが蓄積されることがわかっています。
筋肉や筋膜は、運動不足や持続的な不良姿勢で疲労が蓄積されねじれやつっぱりが生じます。
血流が悪くなることにより、疲労物質や老廃物が排せつされずに溜まり、筋肉・筋膜の中にしこりのようなものが出来てしまうのです。
通常であれば伸縮性のある筋膜は固まりだし、元に戻る力が低下してしまいます。
筋膜は、全身を連続して覆っている器官ですので、その影響は神経、血液、リンパなどにも及び、むくみや神経痛などの全身症状が出てしまうこともあるといわれています。
では、この筋膜のねじれや突っ張りをどのように解消すればいいのでしょうか?
筋肉はストレッチすれば効果があり、凝り固まった筋肉も伸縮性を取り戻します。
でも20~30秒のストレッチでは、筋膜のねじれや突っ張りは解消されないのです。
筋膜の凝り固まりを解消するには、短い時でも90秒ほど、長い時には5分ほどの圧迫力と伸長力をかけ続けることが必要です。
一般的に思われているマッサージで痛みなどが取り切れないのはこのためです。
なかなかやっかいな筋膜ですが、筋膜にもしっかり目を向け不快な症状から脱出しましょう!
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京都の整体院。
腰痛・肩こりをはじめとする筋骨格系の痛みやこり・しびれなど、全身調整により多くの不調から脱出する整体。
つらい慢性症状に適切なアプローチが得意です。
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