思いは届かない事もある・・・。

からだ(健康)の常識・非常識

痛みで病院に行かれても、なかなか改善せず当院に来られる方も多くいらっしゃいます。

来て頂いていた方(70代後半)の例では、遠方にもかかわらず、当初は週2回通っていただきました。病院の診断名は腰椎すべり症。薬と座薬を利用されていました。

痛みで長く歩く事も寝返りもままならず、腰をかがめる動作もできない状態でした。

動くたびに痛い、痛いとおっしゃられていました。

はじめの数回は痛みが増すような感じでしたが、私がお話することに納得していただき、通ってきていただきました。そして、薬も徐々に減らされる努力をされました(痛いとすぐに薬に頼られていました)。

急に痛みが出てきても何かの事情(転んだとか急激に捻ったとか事故など)がなければ、その痛みが出るまでに長い期間に問題がつのってきています。そして、それが何かの拍子に限界を超え自覚される酷い痛みとして現れます。

その組織が修復されるのに、当初痛みがきつくなったように感じられることがあります。

この方も最初の数回はそうでしたが、その後はだんだん痛みも出なくなり、歩く時も寝返りも腰をかがめる動作も問題がなくできるようになられました。

たいへん喜んでいただき遠方にもかかわらず、お近くの方を何名もご紹介いただいたりして、ご本人のよくなりたいというお気持ちと私を信頼していただき来ていただいたお気持ちに応えられ、この仕事をしていて本当によかったと思ったものでした。

なぜこのようなお話を書くのかといいますと、先日、同じ様によくならず来られた方が、続けていただければよくなるだろうと思われましたが、1回受け、2度目の朝に痛みがきついので病院に行きますとキャンセルの電話が入りました。

1回目の時にそのような事をお話しておいたのですが、長い時間がかかって出てきた症状が1回でよくなることはありません。回復するのには時間も必要です。

いっしょに頑張って行きたかったのですが残念で仕方ありません。薬や器械などにたよらずご自身のよくなろうとする気持ちもとても大切です。

思いが届かない事もあり、とても残念な気持ちです。こういう時は、自分自身の力のなさを痛感いたします。

多くは筋肉の問題から来る痛みやしびれです。

参考に加茂整形外科、加茂先生のブログをご覧下さい。

脊柱管狭窄症、すべり症のAさんが診察にこられました。 | 心療整形外科
レンホーさん、医療仕分け! Aさん(80歳代)は1年前、歩いていて急に左下肢がひっかかった感じがしました(本人弁)。 体...

~~~~~~~~~~~~

京都の整体院。

お腰やす やまだ整体の家

腰痛・肩こりをはじめとする筋骨格系の痛みやこり・しびれなど、全身調整により多くの不調から脱出する整体。

つらい慢性症状に適切なアプローチが得意です。

お問い合わせ・ご予約はこちらhttps://www.yamadaseitainoie.com/

※免責事項※ 症状の原因や状態には個人差があります。効果効能を保証するものではありません。